一般財団法人 クルマ文化財団
非営利型一般財団法人として2025年10月23日に設立しました。
<設立の経緯>
1996年、ロードスターファンの全国組織である Roadster Club Of Japan(RCOJ)が発足しました。
発足以来30年にわたり、ロードスターとその愛好者・支援者の力を結集し、チャリティフリーマーケットやロードスターサンタドライブなどの社会貢献活動を継続して実施してきました。
また、クルマの魅力や楽しさを広く伝えることを目的として、オープンカーの助手席体験などを通じて交流を深める「エクスペリエンス」イベントも開催してきました。
これらの活動は、RCOJおよびRCOJメンバーを中心とした有志による「チャリティフリーマーケット実行委員会」「サンタドライブ実行委員会」によって運営されてきました。
私たちは、こうした活動を単なる趣味の集まりではなく、次世代へ継承すべき「クルマ文化」の一つであると考えています。
そこで、これらの活動をより広く展開し、継続的かつ公益的に推進するため、非営利団体としての位置付けを明確にした非営利型一般財団法人として「クルマ文化財団」を設立しました。
2026年春以降は、これまで培ってきた活動を財団が主体となって継続・発展させていきます。今後も活動実績を積み重ねながら、公益財団法人への移行を目指します。
■ 関連団体
日本最大級の単一車種ファンクラブです。1996年に発足から30周年となる2026年2月時点の会員数は約1,700名です。
ロータリーエンジン(RE)とロータリーエンジン搭載車のファンクラブです。2025年7月に発足。2027年のRE誕生60周年の節目をイベントなどの形で祝っていきます。
Roadster Pro-Shop Network
永くロードスターの整備をしてきたショップさんのネットワークです。整備やパーツの情報提供、共有をしつつメーカーのレストア、純正部品復刻事業などにも協力していきます。
■ 主な活動
【チャリティフリーマーケット】
ロードスターファンを中心とした交流と社会貢献を目的に開催しているイベントです。2025年時点で、横浜では年2回、広島では年1回開催しており、横浜では50回、広島では8回の開催実績があります。
毎回20店前後が出店し、200名を超える来場者で賑わいます。買い物を楽しむだけでなく、参加者同士の交流の場としても親しまれています。
会場はマツダ株式会社の協力のもと、マツダR&Dセンター横浜およびマツダ本社、大州社員駐車場を使用しています。
入場時の寄付金および出店者からの寄付金は、ロードスターサンタドライブの運営費として活用しています。
クリスマスシーズンに、サンタクロースの衣装を着たドライバーが、自ら装飾したロードスターでひとり親家庭の親子を招待し、市街地をドライブする社会貢献イベントです。
参加者は街の人々と手を振り合いながら、笑顔や温かな交流を生み出しています。
2025年時点で、札幌、横浜、広島、熊本において開催しています。
【エクスペリエンス】
オープンカー未経験者や初心者に対して、ロードスターオーナーとの交流や助手席体験を通じて、オープンカーの魅力を体感していただくイベントです。
また、ロータリーエンジン搭載車のオーナーと参加者が交流し、その魅力を伝える体験型イベントも実施しています。
クルマを通じた新たな出会いと体験を創出し、クルマ文化の裾野を広げることを目的としています。
■ 非営利型一般財団法人について
クルマ文化財団は、非営利型一般財団法人として設立されています。
非営利型一般財団法人とは、法人の利益を設立者や関係者に分配せず、解散時に残る財産についても特定の個人へ帰属しないことを定款で定めた法人形態です。
財団の活動によって生まれた資源や成果は、社会や公益のために活用されます。
<目的>
私たちは、クルマの価格や希少性そのものに価値を見出すのではなく、クルマを日常の中で楽しみ、そのクルマだからこそ生まれる体験や人とのつながりを大切にすることに価値があると考えています。
ロードスターを通じて育まれてきたのは、クルマを所有する喜びだけではありません。走る楽しさを分かち合い、人と人がつながり、新しい体験や交流を生み出していく文化です。
私たちは、こうした価値観こそがロードスターが育んできた「日本ならではのクルマ文化」の一つであると考えています。
クルマ文化財団は、この文化をより多くの人々へ広げ、次の世代へ継承していくことを目的としています。
そして何よりも、私たちの人生を豊かにしてくれたクルマと、その周囲に広がる人々とのつながりや活動への感謝の気持ちを、未来へ受け継いでいきたいと考えています。
クルマを通じて生まれる喜びや交流、社会とのつながりを育みながら、豊かなクルマ文化の発展と継承に取り組んでまいります。
<事業とその内容>
(1)クルマ文化の発展に寄与するイベントの企画、運営、実施および支援事業
クルマ文化の発展と普及を目的として、ユーザーイベントやアートイベント等の企画、運営および支援を行います。
具体的には、エクスペリエンスイベントの継続的な開催のほか、軽井沢ミーティングをはじめとする各地のユーザー主催イベントへの協力・支援を行います。
また、自動車画家Bow氏による作品展の企画・開催など、自動車文化と芸術を結び付ける活動にも取り組みます。
さらに、2027年のロータリーエンジン誕生60周年、2029年のロードスター誕生40周年に関連する記念事業についても、関係団体と連携しながら企画・運営に協力します。
(2)クルマ文化を育むユーザー組織の運営および運営支援事業
クルマ文化の継承と発展を支えるユーザーコミュニティの運営および支援を行います。
2025年に発足した、ロータリーエンジンおよびロータリーエンジン搭載車の愛好者組織「RE Club Japan」の運営を行います。
また、Roadster Club Of Japan(RCOJ)については、将来的な財団内への移行を視野に入れながら、継続的な活動支援を行います。
(3)クルマと人による社会福祉および社会貢献事業
クルマを通じた社会福祉および社会貢献活動の企画・運営を行います。
2026年以降は、チャリティフリーマーケットおよびロードスターサンタドライブを財団事業として主催し、継続的に実施します。
また、サンタドライブの開催地域の拡大を目指し、そのための企画・運営体制の整備を進めます。
これらの活動は、イベント収益や寄付金等を活用しながら持続的な運営体制の構築を図ります。
(4)文化施設、博物館施設および社会教育関連施設の企画・運営事業
クルマ文化およびものづくり文化の保存・継承を目的とした施設の企画・運営に取り組みます。
スポーツカーやロードスターをテーマとしたミュージアムの企画・運営を検討するとともに、自動車産業を支えるものづくり文化や技術を伝える教育活動についても推進します。
また、将来的には関連施設の整備および運営についても検討を進めます。
(5)クルマの機能維持に必要な部品供給の推進事業
長期間にわたり車両を維持・活用できる環境づくりを目的として、部品供給体制の維持・発展に取り組みます。
自動車メーカーおよびレストア事業関係者と連携し、生産終了等により入手が困難となった部品の情報収集や供給環境の整備を推進します。
特にロードスターおよびロータリーエンジン搭載車について、部品情報の集約、専門事業者とのネットワーク形成、情報共有の仕組みづくりに協力し、持続可能な維持環境の構築を支援します。
